海上保安庁が今、求められているもの 波立つ海洋東アジアで

強引とも思える中国の海洋進出により、東シナ海、南シナ海を中心とした海洋東アジアが揺れ動いている。この状況下、日本は国際海洋法条約を支柱とした海上警察力を活用しての国際協力を周辺各国に呼びかけている。日本の海上警察力である海上保安庁に今、求められているものは何か。50年間にわたり、海の現場の保安官であり、指揮官でもあった筆者が、自らの経験と洞察に基づき、海洋国家日本の海洋警察力のあり様や海上保安庁の戦略的立ち位置について考察した著作。昨今の我が国周辺海域をめぐる諸問題を深く理解しようとする人にとって必読の書。



海上保安庁が今、求められているもの 波立つ海洋東アジアで
文 冨賀見 栄一
2020年
四六版 214頁
ISBN 978-4-434-288208-9
販売価格 1,650円(税込)


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